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2014年2月11日 高石工業株式会社様訪問感想文

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40代女性

「いい会社」の法則実行委員会関西勉強会では、色々なことを学ばせて頂いております。専門である人事労務分野を通じて企業とそこで働く従業員の皆さまをサポートさせて頂く上で、引き出しがドンドン増えていることを実感し大変感謝しております。

「現場に答えがある」…今回高石工業株式会社様の会社見学の機会を頂き、おかげさまで多くの学びを得ることができました。髙石社長と従業員の皆さまに感謝したいと思います。又、一緒に見学会に参加した仲間も同じ思いであると確信しております。以下走り書きになりますが、ご報告申し上げます。

 

■伝えるWELCOME

とても寒い中、会社へ通じる道まで、髙石社長が見学会メンバーをお出迎え頂き、第一のサプライズ。正面玄関にはウエルカムボードがさり気なく置かれ、心を和ませて頂きました。工場や事務所の見学をアテンドしてくださった葛井取締役技術部長(ふじい)はじめ、対応して頂いた皆さまの笑顔が寒さを吹き飛ばしてくれました。

 

■計画的にWELCOME

会社見学の時間は2時間30分、事前にスケジュールを作成され効果的な時間の割り振りを検討されていました。

冒頭30分髙石社長から会社概要説明→会社見学→質疑応答

髙石社長の説明は資料とパワーポイントを活用され、一般人にはわかりにくい業務内容と会社がめざす方向性をご説明頂いたことにより、それに続く会社見学のポイントをお示し頂いたことは、大変有意義だったと感じました。

 

■ビジュアルでWELCOME

技術的なことは一般人としてはほとんど理解できません。しかしながら、見学の要所要所で機械を動かしてご説明頂き、ときにはサプライズ的なアクションで興味を引き付けるなど、時間がとても短く感じるほどの工夫をして頂きました。

 

■学ばせて頂いたこと

・3代目である髙石社長、並々ならぬ決意のもと、現存する様々な会社資源を生かしながら変革していくことを決断されていること。経営トップリーダーシップをとり決断し行動することで、さまざまな障害を力強く一つ一つ乗り越えることができるのだとあらためて感じました。

・現場のクオリティー向上、5Sや見える化など「妥協することなく」徹底しやり続けることの重要性。

・会社は存続し続けないといけない、変化し続けないといけない、そのためのチャレンジを提案型や共同開発として具体化しようとすることで、従業員の皆さんと未来を共有しようとされていること。

・変化を支える主役は従業員の皆さん、ベクトルを一致させるための仕掛けの一部がリクレーション活動や小集団活動。従業員は大切な家族だよ

…こんなメッセージを出し続けることの大切さ。

・世代により人により、価値観や職業意識に大きく差が出てきています。

高度成長期のような金太郎飴的な人材ばかりでは、会社の継続が危うくなり、従業員自身も充実した日々を送ることが難しくなります。強力なリーダーシップを発揮される髙石社長の下、自らの意思で共に歩むことを選択する従業員を育てることが大切だと感じました。

 

おわりに・・・・

会社見学の心構えが不足していたことを反省しております。デジカメを持参するのを忘れてしまい、せっかくの会社見学をビジュアルと

して残せなかったことが悔やまれます。体調不良のなか色々と連絡を頂きました田窪優子さん、

当日ダンディーにコートなしで幹事を務めて頂きました田窪政博さん、本当にありがとうございました。

30代男性

2014年2月11日(火)、13時30分から16時00分までの間、高石工業株式会社を見学させてもらった。

高石秀之社長、葛井雄史部長、坂田浩平部長、齋藤陽久課長をはじめ、全社員の方々からゴムの製造に関するこだわりを教えてもらう機会となった。 私のいたグループは高石社長に工場を案内してもらった。

 

途中、次のような質問をさせてもらった。

「ゴムという材料の特徴、また、それに伴う商売の特徴はどのようなものになるでしょうか。」

高石社長は次のように答えてくれた。

「何を練り込むかのレシピが各社秘伝になっている。それを特許にしているわけではなく、各社がブラックボックスにしてしまう。その秘伝を伝えていくのに、何年もかかるわけです。いま、我が社の一線で頑張っているひとは7年目になります。それぐらいになってくると新しいレシピをつくれるようになるわけです。」 どうやらゴムづくりは奥深そうである。

 

なぜ、社長が夢を語れるか、その片鱗は垣間見えてきた。

開発型の会社を目指す中で、ゴムという素材の可能性を切り拓いていくことになる。 こうなってくるとゴムづくりをやめることは難しい。 その次に、質問させてもらったことは以下のとおりである。 「いい会社で共通していることは、内省の仕組み化がなされていることだと考えています。社長や社員が内省するための工夫として何か意識されていることはありますか。」

 

高石社長は近くで作業していた社員の方を呼んで、微欠陥・異常発生記録を見せてくれた。

 

その記録のフォーマットを撮影させてもらった。 シンプルなものであり、現場で働いている社員の方々が記入したくなるフォーマットになっているようであった。 「半年で500件ぐらいの微欠陥や異常が発生します。これを導入して、3年ぐらいになりますが、隠すよりも出そうねと言っている。

何かが起こる時というのは、その人がダメなのではなく、やり方がダメなんです。

そういう考え方が少しずつ浸透してきたかなと思っています。」 高石工業のこだわっていること。 ほんの少しだけ触れられた気がする。 工場の案内が終わり、質問の時間になった。

 

高石社長、葛井部長、坂田部長、齋藤課長は、全員前に立って、一人一人が丁寧に質問に答えてくれた。 「危機の中で、何が希望となったのでしょうか。」 この質問に対して、高石社長は次のように答えた。

「先代が、いままでの技術の蓄積をしてくれてた。お金を残してくれた。人を残しておいてくれた。(葛井部長と坂田部長の二人を見て、)こういう番頭を残しておいてくれた。それを礎にして、新しい高石工業像をつくろうと思えたんです。」

 

坂田部長が言葉をつなぐ。 「あえて言えば、ゴム屋はごまかすのが多い。中身は分からない。

私どもは馬鹿正直にやっている。そういう積み重ねが大きいと思う。ゴムの場合は、信頼関係がなければ取引できない。

見た目とか寸法とかは、はかれるけど、中身は分からない。」 この言葉を聞いて、高石社長は先々代や先代のことを思い出したようであった。 「安い素材を買えと言われたことはないですね。おじいさん、曲がったことが嫌いだったみたいで。私が覚えていることは頑固そうなおじいさんだなと。」 高石社長は、葛井部長と坂田部長に頼りながら、高石工業の未来を見据えて、次のように締めくくった。

「いま、次代を任せられる人が育ってきている。」 高石工業がいい会社と呼ばれる日はそう遠くないだろう。

20代女性

高石社長様に初めてお会いした時から、どのような経営をなさっているのか興味を持っていました。どのように人をまとめているのか学びたいと思いました。

実際に会社見学をさせていただいて感じたことは、派手ではないけれど誠実な働き方をしているということです。

事前にHPを拝見して、社員様同士の仲が良く明るそうな職場だとは感じていました。

高石工業の皆様が“誠実”で“仲良し”なのは、社長様だけでなく社員様一人一人が会社を好きで帰属意識を持っているからではないでしょうか。

 

また、工業用ゴムとはなんだろうか、そもそも意識せず生活しているけどゴムってどうやって作るの?とはてなだらけで会社や工場のイメージは漠然としていました。だから工場見学は驚きの連続です。ゴムってこうやって混ぜるんだ、(触らせてもらい)弾性が大きくなっている!と社会科見学のようにはしゃぎました。

参加した意義は他にもあります。

学生だけではなく様々な職種の社会人の方を見ることができたので、社会人になっても学び続ける生き方を知りました。

 

人柄が取り柄

 

社長様はとても控えめにおっしゃいましたが、人柄だけが取り柄ではなく、人柄が一番の取り柄だと思います。

 

企業のHPや本、内定者に質問すると、学生が会社を選ぶ決定打は「会社や社員の人柄」です。論理ではなく直感で選ぶんだと思います。だから、人柄に自信をもってらっしゃるということはとても素晴らしいことだと思います。

 

面白そうだからチャレンジするんです。

 

開発・提案型のゴム屋を目指していると言うように、新しいことに好奇心を持って取り組んでいらっしゃいました。私は理系のことはよくわかりませんが、日々新しいこと・楽しいことをしたいという姿勢にとても共感しました。私も様々なことに挑戦して経験を積みたいです。

20代男性

この度、訪問させて頂いた、高石工業様の皆様に感謝申し上げます。

 

まず、はじめにお出迎え頂いたのが、高石社長であった。駅を出てまっすぐ歩きつきあたりを、曲がると高石工業があるのだが、曲がった瞬間に、高石社長にお出迎えさせられてすごく驚きました。会社をでて、道までお出迎えに来て下さった。高石社長の人間性に感動させられました。

 

また、素敵なボードも用意して頂きありがとうございました。
中に通して頂き、高石社長に高石工業についてのお話をして頂きました。
お話の最中に、とても気さくに、「写真をとってもいいですよ。工場内も全然とっていいですよ。」と言って頂き、高石社長の気遣いに心が温かくなりました。

 

お話を伺っている中で、気になったのが

5S活動、最近5S活動についてのお話を違う人から聞いていたので、それが実践されているのを生で聞けたこと、見れたことは、なかなか出来ない経験でした。工場内を回らせて頂いた時も気付いたのですが、見れる化がすごくきれいに実践されていて、すごく使いやすそうで、きれいな工場内でした。

 
高石社長のトイレ掃除のお話。
トイレ掃除をした記録を付けていて、行なっていくと小さいことに気づくようになる。気づきが生まれやすくなると仰っていました。

 

このトイレ掃除ということも、高石社長の素晴らしい気づかいを生んでいるのかなと感じました。
工場内を高石社長と一緒に回らせて頂いて、素晴らしいなと思ったのが、必ず社員に声を掛けるんです。「どう?これ改善したけど、使いやすい?」など、周っている最中に社員の気遣いも、行なっているのです。
私が社員だったら、声を掛けられるというのは、すごい嬉しいなと思いながら見ていました。
工場内には、色々な機械があったり、製品の原料があったり、製品に強度などを加えるときに使う薬などがありました。特に驚いたのが、ゴムの原料。
ゴムの原料は、最初は白く、あまり伸びません。しかも、ぱさぱさしています。これが、伸びるようになったり、強度が付いたりするのか。と考えるとすごい興味が湧きました。
冷却して、仕上げが出来る機械を見せて頂きました。この冷却というのは、型をとった製品を液体窒素の中に入れて、仕上げるというものなのですが、仕上がりがすごくきれいなんです。しかも、すごく効率がいいなと思いました。

 

会社全体を見させて頂いて、すごく暖かみのある会社だなと感じました。

この暖かみは、高石社長の思いや人柄から、来ているのだろうなと思いました。

 
最後に、高石社長や社員の皆様を見ていて、この会社は、「いい会社」だなと感じました。
そして高石社長の思いで、100年続く会社。今やっている人たち、これから入ってくる人たちと幸せになる会社にしたいということを聞き、素晴らしいなと心身ともに伝わってきました。
高石工業様の、益々のご発展を楽しみにしております。

40代女性

高石工業様は、以前勉強会で取り上げられ、印象に残っていました。

 

また高石社長様が勉強会に来てくださったこともあり、どんな会社で、どんなお仕事をされているのか、楽しみにしておりました。

 

私事ですが、私自身、従業員10名ほどの下請工場の従業員(事務)として働いています。仕事の流れや作業工程には、高石工業様と似ているところもあります。しかし、残念ながら弊社では、人員育成に力を入れたり、コミュニケーション力を鍛える取り組みは、なされていないのが現状です。

 

経営者でも幹部でもない私が、一人で組織を変えられるとは思いませんが、自分自身が真似してみたいと感じるところはないか? ひとつでも、少しずつでも実践できそうなことがないか?

という視点で、自社の現状とも比較しながら、見学をさせていただきました。
茨木駅から歩いて会社まで向かうと、社長様自ら、会社の門を出て、道路までお迎えに出て来てくださっていました。晴天には恵まれたものの、気温が低く、とても寒い日でした。寒空の下、作業着だけで(私たちはしっかり防寒着を着ていましたのに!)出向かえてくださり、感激しました。

 

 

【1.高石社長様のお話(スライドショー)】

 

●表から見えない製品をつくる仕事


営業担当の社員さんが2名しかいないと聞いて、驚きました。
高石社長が会社に入った当時は、飛び込みの営業も経験されたそうですが、現在は定期訪問でターゲットを絞り「お客さまに寄り添う」姿勢を大切にしておられるそうです。また、今後は「高石さんでなければ無理」と言われるような、何かでオンリー・ワンを持つ企業になりたい、提案・開発型のメーカーになっていきたい、とのことでした。お客さまの話に耳を傾けることが、潜在的なニーズの聞き取りにもなる、というお話が印象的でした。

 

●現場を鍛える活動――5S活動、合宿など


配布されたレジメには、工場のレイアウト改善の「Before/After」の写真が掲載されていました。改善前とは同じ面積に見えないほど見通しが良くなり、モノの在り処がわかりやすく工夫されていました。
私の職場での経験と、比較してみました。
長年同じスタイルが根付いてしまった現場(および作業者)には、「このやり方が、いちばん良い」という思いが強くなりがちです。

また、レイアウトの変更などは、重量物を移動させたり、作業手順をゼロから見直したりと、手間や時間がかかるため、積極的な協力が得にくいです。ベテランさんの中には、改善=現状の否定=自分の仕事を否定されている、と解釈する人が居たり、変える必要がない!

と主張してくる人も居ます。そのような言い分にも理由があるはずなので、傾聴は必要ですが、拒絶反応が強いと苦労が伴います。
高石工業様では、従業員と上司の個別面談を定期的に行っておれらます。従業員に自身のスキルや仕事ぶりを自己評価してもらい、目標設定をし、結果を振り返っているそうです。「人を育てるために、時間と手間をかける」ことが、全社ぐるみの改善や、活発に意見が出る社風を築いていく基礎になるのだろうと感じました。

 

 

【2.工場見学】

 

●笑顔であいさつ――完全内勤でも、笑顔は大切!


どの現場でも、作業をしている方が手を止め、笑顔であいさつをして下さったのが印象的でした。
再び、私の職場と比べてしまいますが‥‥現場で機械操作をする人に求められるのは、ミスをせずに、淡々と作業すること(だけ?)であって、手を止めてあいさつをするとか、笑顔を見せるような教育はされていません(する必要がないと思われている、と言っていいかもしれません)。確かに、黙々と作業すれば、集中して仕事ができるかもしれません。

しかし、接客業でなくても、あいさつや笑顔のコミュニケーションが、人間関係の潤滑油になること、相手に好印象を与えることは間違いありません(皆さんの態度を見て、ますます痛感しました)。結果的に、組織にとってもいい効果が生まれるはずです。

技術だけでなく、人間力を磨くことも、組織がコミットすれば可能なのだ、と思いました。

 

●社内活動――形だけではなく、人を見て活動


社内の壁に、グループ活動の発表が掲示されていました。ここで、案内してくださった技術部長の葛井(ふじい)様から、興味深いエピソードを伺うことができました。
班のメンバー決めは、葛井様の担当だそうですが、個々人の性格も考えて班を決めるそうです。自由にグループ分けをすると、仲の良い人同士が集まったり、意見や提案をする人が偏るからだそうです。
「悪意がある!と言われてるんですよ」と、冗談ぽくおっしゃってましたが、これは重要な視点だと感じました。グループ活動という「形」だけでなく、全員が参加できるよう、配慮されています。
また、発表には写真や図形を使わず、文章による表現が義務づけられているそうです。特に若い世代は、写真やイラストを好んで使いたがるそうですが、ラクな表現手法に依存するのではなく、文字で表現することを学んでもらうそうです。
「私も工場作業のある会社で働いていますが、現場の職人さんは、文章の苦手な人が多いです」と申し上げると、「そうなんです」と共感してくださり、ちょっぴり嬉しかったです‥‥。
現場では、作業が細分化・特化されるほど、「暗黙知」が多く存在するようになります。

これに気づかなかったり放置したりすると、現場の外に出たときに誤解が生じたり、「そんなん、当たり前やろ!」という「当事者だけの常識」が通じない状況に直面します(情けない話ですが、こちらも経験済みです)。全員参加で意見交換や発表をする活動が、部署間のギャップをなくし、効果的な情報共有につながっているのではないかと感じました。

 

 

【3.質疑応答】

 

●今頑張っている人たちといっしょに成長し、幸せになりたい
質疑応答では、・現場のモチベーションをどう上げるか? ・営業社員さんはどんな仕事をされているのか? ・危機を感じたきっかけは? ・危機に面して、どう希望をつないだか? ・不景気(サブプライムショック)以降の人材対策は? ・今年の新卒採用基準は? などの質問があり、丁寧にご回答いただきました。
さまざまな活動に取り組んでおられ、しくみづくりにも力を入れられていますが、「しくみを作っても、魂がなければ意味がない」とおっしゃったのが印象的でした。

 

●安い材料は買うな
ゴム製品は、品質が経年劣化するため、悪い言い方をすると「ごまかしが利く」のだそうです。原材料費が上がると配合する薬品を変えるなど、コスト最優先の企業も多いそうです。
しかし、創業者である先々代から、「安い材料を買え」と言われたことは、一度もないそうです。
時代に合った柔軟さを取り入れながらも、初代の教えを守り抜く姿勢には、消費者層から直接見えないし、評価もされないかもしれませんが、本当に立派で、頭が下がる思いです。一貫した姿勢と努力の積み重ねが、大手からの受注や展示会での受賞などにつながっているのではないかと感じました。

表からは見えない製品ですが、もっともっと評価されて欲しい!と思いました。
最後になりましたが、真心のこもった対応をしてくださった、高石社長様はじめ社員の皆様に御礼を申し上げ、高石工業様のますますのご発展をお祈りいたします。
ありがとうございました。

30代男性

2月11日、大阪府茨木市に本社を構える高石工業株式会社を訪問しました。

 

私が今まで訪問したことのある会社は、既に本やテレビで多く取り上げられているところばかりであったが、今回の高石工業株式会社は「もうすぐいい会社」という位置づけ。すなわち「いい会社」となるステップアップをしている最中の会社であり、どのような取り組みをしているのか興味を惹かれたので参加を決意しました。

 

茨木市駅から線路沿いを南方面へ10分ほど歩き何本目かの角を曲がると、社長である高石さんが自らお出迎え。「おもてなし」の心を体全体から発しているような高石社長のお姿に、第一印象からファンになってしまいました。

事務所の前でも他の社員の方にお出迎え頂いた後、高石社長のご先導で食堂に会し、まずは高石工業株式会社について高石社長直々にスライドを用いて「会社の進んでいる方向性と様々な取り組み」をご解説いただきました。

 

一番感じたのは、「ひとづくり」を大事にしていることです。合宿や社内勉強会では社員同士でコミュニケーションを取りながらの教育、子ども・学生にものづくりや職場体験を通じて接することで社会貢献・地域貢献の大切さを学ばせているのかなと思いました。

 

座学の次に行われたのは工場内見学。

参加者を4つに分けて行われ、私のグループをエスコートしてくださったのは製造部長の坂田さんでした。工場内では至るところに「指差し確認」などの確認事項や「耳栓着用」などの注意事項が貼ってあり、材料や資材だけでなく作業上の気をつけねばならないことも「見える化」しているのかと感じました。

 

ゴムパッキンを製造している過程やゴムを機械で練っている作業を始め、製品の質を調べる最新鋭の機械、さらには「こんなことまで聞いていいのだろうか」と思う分野である材料の配合比率なども丁寧に教えてくださったことに内心驚いていました。

 

各工場で社員数名ずつの小集団を作り、様々な改善案を実行している点も興味深かったです。

坂田さんによれば、この小集団はタイプの違う社員を組ませる工夫をしているとのことで、かの名将・武田信玄も同じように個性の異なる部下を組ませることでお互いのいいところを取り入れるよう仕向けたという故事を思い出しながらお話に耳を傾けていました。

 

最後に行われたのは「いばらぎどうじ」(茨木市のゆるキャラ?)のゴムアクセサリー制作。

一度で4つを作成できる金型を用いての作業でしたが、表情が全て違うのもさながら、キャラの目がハート型の物があるということには驚きました。子供を飽きさせないために本来必要のないパトランプで出来上がりを知らせるようにするという工夫には思わず声を上げて感嘆してしまいました。

最後に質疑応答。素晴らしい質問とお答えばかりでしたが、中でも特に印象に残っている2つを振り返りたいと思います。

 

まずは、「会社がなくなるかもしれないという危機の中から、どのような希望を見出せたのか?」という質問に対し、高石社長は

 

「先代が人財を残してくださったこと」とおっしゃっていたこと。

 

「ジンザイ」を引き継いだとしても、最強の武田騎馬隊を受け継ぐも重臣の意見を聞かなかった武田勝頼のように人「材」として持て余してしまうこともあれば、三方ヶ原の戦いで真っ向勝負に敗れた事を教訓に武田家滅亡後、武田の遺臣を厚くもてなし井伊直政に受け継がせ人「財」とした徳川家康の例もあり、同じ読み方でも意味が全く異なります。

 

「人財を増やすことがいい会社につながる」

ということを断言していた高石社長は、社員を人「材」としてしまうことはないでしょう。

 

次に、「ベテランと若手の距離感はどのように埋めているのか?」

 

という質問に対して。現在高石工業には40代~50代の円熟期を迎える世代が尐なく、世代間のギャップも尐なからずあるようです。違う時代背景、違う環境で育ったのですからギャップというものは当然出てくるものだと思いますが、これを受け入れた上でどう考えるかが大事だと思います。

 

高石社長は「若い世代が育ってきている」、坂田さんも工場内見学中に同じことをおっしゃっていました。適切な教育の仕組みを整え、上司と部下が毎月面談することにより信頼関係を築く。このような良好な関係の中では、年上の上司が「あいつの考えていることはわからん」などと部下を怒るシーンも、「どうせ聞いてくれないだろう」と最初から上司に聞かない年下の部下もいないだろうと思いました

 

最後は事務所の前で記念撮影。我々が帰る時まで丁寧にご挨拶をしてくださった高石社長と社員の方々のおもてなしで、心が洗われたような清々しい気分になることができました。私だけでなく他の参加者の方々も恐らく「また来たい」と思ったのではないでしょうか。

30代男性

今回は「もうすぐいい会社」で見学させて頂きました。

 

まず最初に目に入ったのは「スッキリとした職場」です。

 

物が少なすぎると感じてしまうほど整理整頓されており、5Sを本当に徹底されているように見受けられました。

 

建物自体は古いように見えましたが、掃除して磨かれているようで暗さは全く感じず、必要なもの以外は置いていない、うっかり忘れを防止する文字など、参考になる点がたくさん目に入ってきます。

 

会社の機能を見直すと、この様になるのでしょうか。
小集団活動を採用し、チームで活動することによって社員の間での5Sや効率を良くするアイデア出しが活発なのかもしれません。壁に優秀なチームが表彰されており、チームのメンバーを決めるときも人の組み合わせを工夫することによって個人の能力育成につなげているそうです。

 

それには配置を決定する上司が社員一人一人をよく知っていなければならないので普段からお互いを知ることが大切です。

 

このように考えると従業員数が80名ながら、濃いコミュニケーション環境があるように思います。

 

高石社長は「自分にはカリスマ性は無い」とおっしゃっていました。

 

カリスマ性があるかどうかは社員さんが感じることでわかりませんが、会社の方向性を示し、軸をブレさせること無く突き進む姿勢にリーダーシップを感じました。また社長のおっしゃった

「いい人が集まる、いい会社。今いる人たちと一緒に幸せになれる、やりがいのある会社。」

という会社が目指す大きな目的にも快いものを感じ、共感しました。

 

それは社員さんの「社長は仕事内容で厳しいことを言うけど・・・」と言いながら、高石社長に社員さんが付いて来てもらえている様子に表れているのではないかと思います。
経営者三代による経営で「正直に製品を作る」大切な企業文化が脈々と受け継がれつつ、しかし社員さん曰く「先代と方向性が180度変わった。」と言うほどの改革が有ったようで、いいものを残し、変えるべきを変える、見事な経営をされているように見受けられました。

 

「会社を変えようとしたきっかけや、危機感のようなものがあったのか」高石社長に質問させていただきました。

 

大口顧客に「あなたの会社とは、もうお付き合いできない」と言われたのが大きなきっかけとの御答えでしたが、それ以前から少しずつ変えていこうと努力されていたそうですが、会社が大きく変わるには、大きなきっかけによる大きなエネルギーが必要になることが見て取れました。

 

「いい会社」と呼ばれるような完成された会社に訪問しても、見せたくない部分や当事者が重要と思っていない部分は見えないように省略したり、意図的ではなくても話していただけないような面もあるように思いますが、「もうすぐいい会社」のちょっとしたカッチリ完成していない部分がまた参加者側の私から見ると勉強になったように思います。

 

そして社員さんの表情が豊かで活き活きされていると感じ、そこが私としては一番「いい会社だなぁ」と感じた点でした。工場内にお邪魔させていただいた時に社員の皆さんが緊張や気負いや「訓練されてます」的な挨拶ではなく、自然な挨拶を私に掛けて頂けたように感じました。
職場の一部を社員さん自らの手で新たに改装する為に大工仕事をされていました。これでまた会社に愛着がわき「自分たちの会社」になっていくのでしょう。
成長中の高石工業にまたいつか再訪問させていただきたいと思います。

40代男性

私の住んでいる茨木市にも高石工業さんのような「いい会社」があったので、とても嬉しく思いました。

 

創業68年で現在の高石社長は3代目だそうですが、とても謙虚な方でした。

 

先代から引き継いで改革を進めていくにあたっては、抵抗勢力もあり大変だったようですが、社長のお人柄に、しっかりした番頭さん2人や従業員も付いて来られ、今の会社があるのだと思います。

 

会社の方向性も今は現場型だが、今後は提案型、そして開発型へと明確に示されているので、従業員が一丸となって5S活動や見える化に取り組んでいるのだと思います。

 

経営理念にも、「開発型ものづくり会社」として、お客様の「できたらいいな」というアイデアをカタチにするために、「小さなことにしつこく真剣」なところにも高石社長の実直な姿勢が表れています。

 

九州大学水素材料先端科学研究センターの耐水素ゴム材料の研究に取り組まれた決断も素晴らしいと思います。
これから燃料電池車の時代になれば、今のガソリンスタンドのように水素ステーションが出来て大化けするかもしれません。
また仕上げ検査室にiPadを取り入れたのも先進的な取組みでした。

 

「ものづくり」は「ひとづくり」と言って人材の育成に力を入れていらっしゃるのも印象的でした。

 

高石工業としてあるべき姿を明確にし、毎月の上司部下面談を繰り返し、人格養成をしていく仕組みが出来ていました。

 

また合宿や社内のイベントを通じて従業員同士のコミュニケーションも計れており、良い雰囲気の中で、みんながやりがいを持って仕事をしておられます。

 

地元に対しても地域貢献されているので、今後ますます発展されますように是非とも応援していきたいと思いました。

 

この度は、見学の機会を頂き、本当に有難うございました。

 

【問題1】

人財になる為の7つの条件
あなたはいくつクリアできますか??

1.明るく元気なあいさつができる。

2.言われなくても、自分で考え、行動できる。

3.人がイヤがることでも、進んで取り組める。

4.常に「どうしたらできるか?」を考える。

5.仕事の納期を、きちんと守ることができる。

6.ミスやクレームなどの報告を、すぐにできる。

7.人が見ていなくても、手を抜かずに仕事ができる。

 

【問題2】あなたはどの「じんざい」?

「人財」・・・自分で考えて自分で成果を上げられる人⇒会社が求めている良い「じんざい」
「人材」・・・言われたことなら、自分でやりきれる人⇒会社が求めているふつうの「じんざい」
「人在」・・・言われたことを言われた通りにやるだけの人⇒不安になると辞めてほしい「じんざい」
「人罪」・・・言われたこともできないのに不満が多い人⇒出来るだけ早く辞めてほしい「じんざい」
出所:高石工業 大阪工場

20代男性

2014年2月11日、高石工業株式会社様をご訪問させていただきました。

 

高石工業様は、もうすぐ「いい会社」として、代表の牧野さまよりお話いただいていましたが、実際に訪問するまではその意味をよくわかっていませんでした。「いい会社」とはどんな会社か、については牧野様の毎回の「いい会社」勉強会で少しずつご教授頂いておりましたが、もうすぐ「いい会社」というのは、どういう意味だろうと思っていました。

 

今回、訪問して感じたことは、

 

もうすぐ「いい会社」とは、「社員が一丸となって、いい会社を目指している」会社

 

ということでした。

 

 

どういうところにそう感じたかというと、会社のいたるところに、社員ひとりひとりが「もっとこうすれば」というような工夫をこらしていることや、経営陣の方々が「社員のために」と必死になって社外の情報を探しているということ、経営者の方が社員の好きなことや興味のあることまで関心をもち、知ろうとしていることでした。

 

社員ひとりひとりの会社に対する想いやモチベーションが高いこと、それらのために、経営陣の方々・経営者の方が尽力されていることを学びました。

 

私は、じつは高石工業様をご訪問させていただくのは2回目になります。前回はまだ学生だった頃の12月にご訪問させていただきました。そのときは、ゴムの製造工程や会社の取組みなどのお話を聞いて、なんとなく「とても親切ないい会社だな」と感じていたのを覚えています。

 

今回は社会人になってからの訪問なので、じっさいにその「親切だな」と感じた取り組みがどれだけ深く社員の立場を考えているのか、をより理解できるようになりました。それと同時に、学生たちはもっとこのような「社員想いの会社」を探す努力をするべきだと思いました。社会人になってからでは時間も限られてしまい、なかなか会社訪問できずに、本当にいい会社とはどのような会社か、を実際にみれる機会が少なくなるので、このような会社見学会の機会に学生時代に進んで参加することをおすすめします。

 

そのような経緯を踏まえ、今回参加させていただきましたが、2回目の訪問はまた新たな発見が数多くありました。

 

最初に会議室で高石社長から会社についてお話いただきました。とても謙虚なお人柄で、会社をご説明する際もたいへん丁寧に気を使っていただいてお話
してくださいました。ドイツの展覧会で発表するということをお聞きしとてもびっくりしましたが、新しいことにチャレンジしていく姿はとても楽しそうだと感じました。

 

開発室や、現場を回っていくと、ところどころに「社員の方が考えた」というアイデアがありました。

 

作業用具が入っている引き出しの前面には、中身のラベルがわかりやすく貼られていたり、ホワイトボードの月日を数字の磁石板でラクに取りかえるようにしてあったり、女性の方のために作業台の位置に合わせるよう土台を高くしてみたりと、「少しこまったところ」に社員の方のあたたかな工夫があり、いい会社だなと感じました。

 

また、廊下には社員が貸出できる本棚がありました。社員が読みたいと思うような本やゴムに関する専門書など、多数置いてあり、私もこのような本棚があれば、勉強しようという意欲が湧くだろうなと思いました。

 

見学後にゴムワッペンづくりがありました。ゴム材料の重さを量り、専用のプレス機に入れて熱をかけます。ゴムをプレス機にずれて置いていたり、材料の重さを量り間違えたりするとちゃんとしたワッペンができないため、慎重に重さをはかりました。上手くできたみたいでよかったです。

 

高石工業様の見学会を通して、経営者と社員が密に関わり「会社全体でいい会社を目指す」姿勢にたいへん大きな刺激となりました。企業も「ひとの集まり」なんだということを、改めて実感させられた日でした。そして、私もこのようなもうすぐ「いい会社」の姿勢を見習っていこうと思いました。

50代男性

[始めに]

 

高石工業株式会社様にお伺いするのは2度目になります。
前回と較べてどの様に変わっているのかを楽しみにして工場へ向かいました。
歩いて工場へ向かう途中、いきなり驚きの光景を目にすることになりました。正門から100m以上手前の交差点に高石社長の姿があったのです。前回も正門の前でお出迎え頂いたと思いますが、今回はそれよりも遥かに手前まで様子を見に来て頂き大変恐縮しました。
当日は気温が低く強い風の中、外でお待ち頂いた事を考えますと申し訳ない気持ちとともに心から訪問を喜んで頂いていることを強く感じ有り難い気持ちになりました。
正門を入るとすぐにウェルカムボードが用意されており、さらに嬉しい気持になりました。2回目の訪問とは思えないほど何か懐かしい気持ちになったのは自分でも不思議です。

 

 

 

[工場見学について]

 

●今回の工場見学全体についての感想


とにかく人を大事にするということが根底に感じられました。
そして、あらゆる取り組みの中身が濃く種類が豊富であり、これらを社員が自主的に進めていきながら定着しているところが本当にすばらしいと感じました。
また、これから開発型企業を目指して新規分野へ挑戦していく意気込みが強く印象に残りました。

 

 

以下は項目別の感想です。

 

(取り組みについて)

 

まず「5S活動」「見える化」の進捗状況を伺いました。相変わらず工場内の整理整頓は徹底されており、現場を拝見しても以前にも増して綺麗で整理整頓されているように思いました。特に掲示物の数が増えて内容もイラストを使った分かりやすいものが目立ちました。改善提案やクレーム報告等、以前は件数が少なかったそうですが、あきらめずにやり続けていくと皆さんが次第に必要性を理解し始めて今は積極的に意見を出していただけるようになったとのことです。やはり、継続することが大切なのだと感じました。

 

 

そして、「ひとづくり」についてです。

 

取り組みとしては、創造性を身に付ける為に合宿を行い、レゴやペーパータワーで柔軟な思考を養うことに始まり、他社工場見学、社内勉強会等様々な教育を実施されています。
常に自己研鑽を促すような形で会社がサポートしているところが本当に素晴らしいと思います。「ものづくりはひとづくり」という考え方が基本になっているというお言葉通りに実践されているということが良く分かりました。
また、「社内を明るくする活動」ということで、競馬観戦会、リレーマラソン、落語鑑賞会等を実施されています。会社の外で社員さんが集まり、さまざまな行事を行うには大きな労力が必要だと思いますが、同じ時間を共有することにより、お互いの信頼関係も増し、それが仕事面でも真のチームワークにつながっていくのだと思います。

 

高石社長就任直後からの「全員参加型で危機を乗り越えよう」という姿勢がそのまま継続されているということがとても良く伝わってきました。

 

 

(新規分野への挑戦について)

 

 

従来からの水道やガスの分野は縁の下の力持ち的な仕事として大切に続けていきながら、医療や燃料電池の分野への進出を目標に掲げて挑戦していくということで、いよいよ次の段階に向けて進み始めておられるのを感じました。
大きな方向性としては「現場型」から「提案型・開発型」へというものでした。「人財」を大事にする会社の運営がしっかりと浸透し定着しているから次のステップに進んでいけるのだと思いました。
以上が今回の工場見学の感想になります。
会社説明資料の標題になっている「人柄がにじみ出る会社へ」という言葉通り、高石社長始め社員の皆様の人柄が伝わって来るような素晴らしい工場見学でした。
今後も良きお手本として発展を続けて頂きたいと思います。本当にありがとうございました。

30代男性

2月11日に大阪府茨木市にある高石工業様の工場を見学させていただきました。

 

高石工業様の噂についてはかねてより耳にはしておりましたが、距離的な関係上もあり、なかなか訪問させていただく機会がございませんでしたが、このたび「いい会社の法則実行委員会」様より見学会が催されるとのことでしたので参加させていただくこととなりました。

 

「社長様がお出迎えにいらっしゃる会社」であるという噂は耳にしておりましたが、実際に訪問させていただくと、会社の入口の100mほど手前から、寒空にもかかわらずお出迎えにいらっしゃり、聞いていた以上にもてなしの心を感じることが出来ました。

 

その後、高石工業様のこれまでの歴史を振り返りながら、会社が目指している方向性と将来についての話を伺いました。

 

 

「開発型」の企業をめざし、自社の強みを活かしつつ更に幅広く事業を行うために、まず現場を鍛えること

その社長様の思いが5S活動、見える化といった各種の改善活動に繋がっており、それと同時に「ひとづくり」にも注力している、という話を聞かせていただきました。

 

お話を聞いている中でとりわけ強く感じたことが「人として、会社としての礼儀を尽くすことを大事にしている」という事でした。

 

会社が掲げる「あるべき姿」、それは「高石らしい人物像」と謳われる通り、ものづくりとしてのスキルを有しつつ、常識や礼儀も持ち合わせた人物であり、そのような人物を育成するための制度を整えつつ、社長様自身もそのような見本となるべく意思を貫き通している…そのような姿を垣間見ることが出来ました。

 

会社内で行われてきた業務改善について、私自身特に興味のあるジャンルであったので、工場見学をさせていただく中で営業の斉藤様にも様々な質問をさせていただきました。

 

そこで聞かせていただいた内容は、高石工業様自身も過去においてはこのような素晴らしい会社であったわけではなく、業務改善の必要性を強く感じた上で、徹底して改善を行い、今の姿になったという事でした。

 

実際のところ、このような業務改善を徹底して何十年も行うことはとても難しいことであることは、これまで様々な製造業の姿を見てきた私にとってはよく解るところでした。

 

どの会社においても業務改善の必要性を謳い、実行をしていくのですが、やはり継続しないという事が最大の壁となっておりました。

 

今回、高石工業様を見学させていただいて気づいたことがありました。

 

それは「業務改善を行う上ではトップの意思貫徹が必要不可欠である」ということです。

 

高石工業様においても業務改善は必ずしもスムーズに進んだわけではなく、業務改善を行う上で様々な反発に遭った、ということでした。業務改善を行う上で欠かせない原因究明においても、不良品の発生やユーザークレームを個人攻撃ととらえる社員からの反発もあり、改善を行う中でついていけない社員もやはりいたとのことです。

 

そんな中でもついてくる社員がおり、今日までとどまることなく業務改善を続けていく事が出来たのは、ひとえに経営者の意思が明確であり、その意思をぶれることなく貫き通していることにある、ということに気づきました。

 

今回の工場見学では、そのような過去の苦労した姿を強く感じることができ、業務改善の本質を知る大変良い学びの機会となりました。
私の住む東海エリアにおいても製造業は多く、そして業務改善に苦しむ会社が多くございます。
今回の体験を通して、少しでも多くの会社の役に立つことができるよう、高石工業様の業務改善の本質部分を伝えてまいりたいと思います。
有難うございました。

30代男性

この度初めて「もうすぐいい会社見学会」に参加させていただきました。

 

参加させていただくにあたり、事前に高石工業様のHPを拝見したり、前回見学会に参加された方のレポートを読ませていただきましたので、高石社長が門の前で待って出迎えてくれるという情報は入手しておりましたが、まさか通りの角を曲がってすぐ、会社の門よりもだいぶ手前で出迎えていただけたことには驚きました。

 

そして私のイメージよりもかなり物腰の柔らかい高石社長がそこにはいらっしゃったのです。

 

工場見学で案内されたその内部は、始めに説明があったように5Sが徹底されている印象でした。きれいに色塗りされた床に配列された器具や製品、通路にはみ出して歩行や視界を妨げるものはありません。

 

日常の業務をただ流れのままにこなしていると、だんだんと煩雑になり散らかってくるものです。常日頃意識していないとここまできれいな状態は維持できないと思います。以前は写真で見せてもらったように整理されていない状態が当たり前だったようで、それをここまできれいな状態に持ってくるには強い意識改革が必要だったのではないかと思います。

 

私が以前勤めていた会社も商品を保管しておく大きな倉庫がありましたが、日頃商品の出し入れを行っているとだんだんと散らかってくるものです。幸いにも整理整頓を当たり前にできる意識を従業員一同が持っていたのでいつもきれいな状態が維持でき、お客様に必要な商品をすぐに持ち出すことができていました。

 

5Sの徹底は社内のみでなく、お客様や関わりのある外部の人にも良い効果があります。

 

今回でその大切さを再認識することができました。
ただ高石工業様のこの取組はまだ途上段階とのこと。

今後益々良くなっていくのですね。

他にも業務改善、勉強会や諸活動、地域貢献等の取組を紹介していただきました。

 

それらの取組の話を聴くと、会社を良くしていこうという社長やそれを支える従業員さんたちの想いが感じられるようでした。

 

高石工業様を見させていただいて一番印象に残っているのは、やはり高石社長の人柄です。

 

何を話すにしても謙遜されるその姿からは人の良さがしっかり感じ取れました。しかし、(あくまでも第一印象ですが)頼りなさを感じてしまうところもあったのです。ただ、いろいろと話を聴いていくうちにそれは私の誤解であると思うようになってきました。

 

高石社長は会社を変えていきたいという強い想いを持っていました。幹部の方が仰っていましたがそれは厳しいと感じるほどの条件を求めていたようです。そして社内では変革が行われきましたが、その変革に着いていけず、反発し去って行ってしまう人もいたようです。

 

それでも会社が潰れることなく、現在のように「もうすぐいい会社」として見学してもらえるような状態になったのは、高石社長の変革に向けた姿勢が良かったからなのではないかと思います。

 

単なる社長の考えの押しつけでは、従業員は反発し会社も変わることもなかったのではないでしょうか。

 

時間をかけて信頼関係を構築し、少しずつ社長の考えを浸透させていったことで変革は軌道に乗り始めたのだとおもいます。

 

幹部の方も厳しいと言いつつも社長を支えていこうという想いが見て取れました。

 

社内の諸活動も「なぜそれをするのか」を説明し継続することで、その意味を従業員も理解し取り組んで結果を出しているようです。

会社が現在のようになるまでは大変な苦労があったのだと思います。その苦労を社長と幹部、従業員が互いに支えあってきたのではないかと推測します。

会社の製品に対する自信、ブレない理念と社内外との信頼関係によって、高石工業様は社長の目指す「いい人の集まる会社」になっていくのだと感じました。

今回の会社見学会で私がキーワードとして捉えたのは「継続」と「信頼関係」でした。
このような見学会に参加できたことをうれしく思います。
ありがとうございました。





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