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株式会社美交工業様訪問感想文

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20代男性

この度は、株式会社美交工業様に訪問をさせて頂き誠にありがとうございました。

 

まずは、公園内を案内して頂き、障がい者の働いている風景を見学させて頂きました。とても、テキパキ働いていて、健常者も障がい者も全く同じと感じました、ただ、その後にエルチャレンジの方にお話を伺い、誰でもできるような工夫、作業を行なうマニュアルに色分けされたタオル、このような小さくてもとても大事な工夫が沢山なされていてとてもすごいなと思いました。

 

次に、株式会社美交工業様の取り組みについてのお話を伺いました。

障がい者雇用を取組み始めたのは12年前くらいからで、障がい者への気づきを支援者側でどのように与えるか、そしてコミュニケーション能力がとても大事だということ。

楽しんで、成長してもらう為には、達成感を与えなくてはいけないということ。これは、新卒者への接し方や、子供たちへの接し方、教育という面で同じでとても重要な事だと思いました。

 

職務分析を徹底的に行なう!

障がい者を雇用する際に、任せる仕事がそれぞれによって全く違うので、1人1人に会う仕事を探さなくてはいけない。

本人にあった仕事を探すのが私たちの仕事。

この言葉を聞いたときにたしかにそうだな。と私は思いました。1人1人を見つめ、その人にあった仕事を探し、気持ち良く働いてもらうことにより、会社全体の雰囲気が良くなりもっともっと活性する。

この、思考がとても大切なんだということに気が付きました。

 

言葉が伝わらなくても、仕事ができる環境を作る!

自己管理ができる環境を作り1人1人のタイムスケジュールが分かるようにしているのが株式会社美交工業の取り組みでもあります。

1人1人に配慮することにより、人を中心に、柱として経営を行なっていこう。

そして、「人と環境とのつながりを大切にした社会づくりを目指そう」という意識の基経営を行なっていって、今の様な環境が出来上がったそうです。

 

ホームレス雇用について

公園を管理することになって、ホームレスの世帯数がかなり多いという問題が起きた、地域の方が、安全に安心して、遊べるようにどうにかしなくてはいけない。

公園を掃除しているときに、ホームレスが掃除をしている所を見かけ、だったら、会社で雇用しよう!と考え動きだし、ホームレス雇用が始まった。

このように、すぐに行動に移せること、そして、それがとても社会に貢献をしていること

本当に素晴らしい会社だなと、お話を聞いていて感じました。

ホームレスには、ギャンブル依存症の方や、アルコール依存症の方がいるようで、とても苦労したそうです。何に苦労したかと言いますと、お金の使い方や生き方を変えなければいけなかったという事です。一日のお給料を日払いで渡しても、次の日には、文無しでまた仕事に来る。作業をして、汗をかいたのにお風呂に入ってこないでまた仕事に来てしまう。その様に、癖になってしまったことを1つ1つ正し、新しく癖付けしなくてはいけないという事です。

出戻りOKにしたり、一日いくら使うのかを決めたりと、とても多くの工夫をして、行なったからこそ、今の美交工業が存在するのだと思いました。

 

地域の人たち、子供たちを巻き込んでの公園の清掃イベントや防災イベント

地域の子供たちや大人の方を巻き込み一緒に公園を綺麗にしていくという取組みは、本当に素晴らしいと思いました。若い世代に、思いを伝えみんなで公園を綺麗に守っていくその様な仕組みかなと感じました。

ゴミ箱を撤去したら、ゴミが減ったというのは、とても驚きました。たしかに自分で持ってきたゴミや公園内で、出たごみは自分達で持ち帰りましょう。という考えは、当たり前だけどなかなかできないことです。それを、ゴミ箱を撤去するという発想は、思い付かなかったです。

 

この度は、訪問させて頂き本当にありがとうございました。お話を聞いていて、色々な取り組みをしているのだけれど、しっかりと1つの目標:人と環境とのつながりを大切にした社会づくり に向かって行なっていると感じました。

 

50代男性

「社会のために始めたことが会社のためになった。」

今回の見学の中で、この言葉がとても印象に残りました。これは簡単にできることではなく、最初の障がい者の方を雇用する時の決断はとても難しいものだったはずです。事業を単なる営利目的と考えていれば出来ていないことで、心から社会の為にという気持ちがあるからこそ実現できたのだと思いました。

以下に、見学全体を通じての感想をまとめさせていただきます。

 

  • 知的障がい者の方がひたむきに働いている姿を拝見して感じたこと

「人間は仕事を通じて社会の役に立っていると感じた時に心から喜びを感じる。」ということです。皆さんがトイレ掃除等で働いている表情や仕草を拝見すると、自分の仕事によって誰かが喜んでくれるという純粋な気持ちが現れていて心を打たれました。報酬がいくらとか利益がいくらという考えがなく、ただみんなが喜ぶ顔が嬉しいという気持ちに違いないと思いました。全く曇りのない純粋な気持ちに周りの人は感動し感謝の言葉をかけるのだと思います。働くことの本来の目的を考える良いきっかけになりました。

そして忘れてはならないのは「会社側のサポートは大変な苦労が必要である」ということです。見せていただいたマニュアルは色分けされた分かりやすいもので、それを元に本人の性格や能力を考え、適材適所を追求していくという根気の必要な作業を続けていくというものでした。さらに、私生活までサポートし余暇の過ごし方までの相談に乗っているということで、本物の愛情がないと出来ないと思いますし効率のみを追求すると出来ない事業だと思いました。

最初は会社内で反対意見が多かった障がい者雇用が、逆に社内のコミュニケーションを良くする事になり会社をひとつにすることになったという事をお聞きして「いい会社」へ成長していく理想的な姿を見た気がしました。

 

  • 「巻き込み力」の強さ

レンタサイクル事業やEARTH DAY等の事業を次々と実施されておられますが、それぞれの事業のビジョンや目的を明確にして地域や企業や大学等の理解と協力を得ながら採算も考えたうえで次々と実施していくという良い意味での「巻き込み力」が素晴らしいと感じました。良いことは積極的に周辺をどんどん巻き込んでいくという姿勢は大変勉強になりました。

経営理念が「人と環境とのつながりを大切にした社会づくりを目指して」という形で明確になっているからこそ次々に新しい事業が自然に湧き出て来るのだと思います。経営理念を徹底して考え抜くことの重要性を改めて感じました。

 

  • 「公園という場の可能性」

造園業者が運営するケースが多いという公園事業を手掛け、公園という場を最大限に生かされていることに大変驚きました。

園芸療法と知的障がい者訓練を中心として、コミュニティガーデン作り、防災イベント、ゴミゼロへの取り組み、参加型アート、その他あらゆるイベントを通じて地域に愛される公園になっているところが素晴らしいと思いました。

お決まりのイベントでなく、防災等の目的が明確であり公園を通じて地域がひとつにまとまるコミュニティの役割を果たしておられます。

そして、ホームレス問題にも真正面から向き合い、自立支援を働きかけ142件から1件まで減らす事に成功したということに驚きました。

公園という場を通じて、ここまで意義深いことができるということに気づかされました。

 

  • 「やはり人と人のつながりが大切」

福田専務の包容力と人柄と情熱がまわりを引き寄せ、良い循環になっていて、それが会社を動かし、周囲の人や会社を動かしているのだと思います。そして、ひとりよがりにならず謙虚に周囲に協力を求めて連携していく事が大切だと痛感しました。やはり最後にものを言うのは人間力だと感じました。

全く違う分野からビルメンテナンス事業に携わる事になり現在までのお話を伺うことができ、勇気とパワーをいただきました。

私も良いと信じた事は、自信を持って周りを巻き込みながら進めていきたいと思います。

 

最後になりましたが、お忙しい中、会社説明から公園の案内まで対応して頂きました福田専務、公園の現場で対応していただいた関係者、スタッフの皆様に感謝申し上げます。


40代女性

この度、10月16日に、大阪府にあります株式会社美交工業を訪問させていただきました。

株式会社美交工業は、ビルメンテナンス業の会社であり、都市公園の指定管理を受け運営管理も行っております。

初めは、なぜ公園の運営管理なのかが理解できず、また、興味のあるところでもありました。しかし、説明を伺い、理解することができました。それは、「掃除業」という会社本来の仕事の特性、そしてその業界の状況を見事に分析されており、更には、大阪府や大阪市の抱える社会問題やニーズに着目し、その課題解決に寄与するように「掃除業」を展開しているところが、大変素晴らしく、結果的に地域に根差す会社となっており、収益の安定や会社の継続性、発展性を生んでいることが理解できました。

また、もともとのビルメンテナンス業に固着することなく「掃除業」概念を広く捉え、社会変動に柔軟に対応した形で「掃除業」を展開し、また「社会貢献」についても同様に捉えていると感じました。それは、普通に考えると、会社の本業にプラス、地域のゴミ拾いを行ったり、エコ活動を行ったりする会社が多く見受けられますが、株式会社美交工業は、社会貢献が本業と密接に関わっている状況であり、社会貢献が本業となっている感覚です。

具体的には、会社の転機は、エル・チャレンジ(大阪府知的障がい者雇用促進建物サービス事業協同組合)による、一人の知的障がい者の方の清掃業の就労訓練の受け入れだったとのことで、就労支援を行いながら、現在は、障がい者雇用率が28.05%。そして、障がい者が就労訓練や雇用後に働きやすい環境を保つために、エル・チャレンジの支援者と障がい者の方の特徴を共有し、その方が最大限にその人の持つ能力が発揮されるように作業内容や作業場所を決めています。

また、ホームレス雇用についても、大阪市内の公園の巡回掃除を担い、ホームレスの存在に対し、当事者と支援者、企業の三者がチームで生活を含む協働支援を行い、雇用に結びつけています。いったい、どのように仕組みづくりを行ってきたのか伺うと、初めは、公園の掃除をしていると手伝うホームレスの方が出てきて、自分の居場所の周囲は自分できれいにするようになり、このホームレスの方々の居場所が公園でなく住居になり、更に働くことができれば社会性を取り戻すことができ、更には、地域の方たちも安心して生活ができたり公園を利用できたり、何より公園自体が本来の機能を取り戻すことができ、会社としては「公園の掃除」という役目を果たすことができると考え、日ごろからホームレスの方々を巡回していた支援者の方とご本人、美交工業の専務さんと三者で話し合いを持ち、今後の生活をどうしたいかや生活の問題点、働くことの促し等を行い、ホームレスの方と向き合い、生活全般の相談支援を行いながら、仕事を促し、初めはアルバイトから、日払い、週払い、月払い、そして自立へとステップを踏みながら雇用に結びつけていく仕組みをつくられました。ホームレスの方々は、社会から孤立しており、日常生活の営み自体が崩れているため、今、自分がどのような状況であるかの認識をしていただくだけでも時間を要し、社会生活や日常生活の営みを取り戻すためには、しっかりとした仕組みの中での支援体制が必要です。この支援ネットワークが構築されているのが素晴らしいと感じました。

そして、もう一つの取り組みとして、「園芸福祉活動」があります。この活動は、仲間をつくり、草花を育て、みんなで幸せになろうという考えのもと、豊かな地域社会を創りだしていくことができる活動ということで、NPOと協働し、老人福祉施設で園芸福祉活動を行ってきました。そして、やがてコミュニティガーデンへ発展し、老人ホームに住まう高齢者の社会参加や生きがいづくりとなる仕組みづくりもされております。

また、都市公園の指定管理を受け、公園の運営管理を行っていらっしゃいますが、公園のトイレや事務所、会議室等の掃除や公園の植物の植え替え等の作業は、エル・チャレンジと連携しながら、就労訓練・支援を実施しています。この背景には、公園は大衆が集う場であり、久宝寺緑地は球技場もあり、さまざまな方が利用されております。そのような子どもたちから高齢者までの地域の方々が、公園を利用する中で自然に障がい者が働いている姿を目にしたり、挨拶して交流したりできることで、障がい者を特別視するような偏見や差別は軽減されて、受け入れられる環境を意図的につくられていることにも驚かされました。

そして、これら活動や仕組みづくりが「掃除業」という概念の基に行われ、発展させているところ、そして、この様な社会貢献の事業を請け負い事業展開をすることで、地域社会からの信頼性が高まり、ビルメンテナンス業の収益増加にもつながっているとのことで、大変学びになるところです。

また、何よりも学んだことは、一つ一つの事業を協働(チーム)で行っているところです。つまり、行政プランや行政の仕組みを上手に利用し、社会の問題課題に対し、チームアプローチしていく体制づくりをしていることです。そして、一つ一つのことに対し、目的をしっかり捉えて活動や事業展開していることです。たとえば、園芸福祉については、園芸を楽しむことが目標ではなく、それにより、参加する方々の社会参加や社会貢献、生きがいづくりにつなげ、生きている喜びや幸せにつながる活動になっていくことが目標であり、公園の掃除についても、公園がきれいになることが目標ではなく、ホームレスの方々や公園を利用する人たち、地域の方々等、その公園に関わる全ての方々の幸せや生きがい、安心感に結び付けていくことが目標とするところです。それをよく理解され、取り組まれていると感じました。

このご時世、個や家庭や地域、社会の抱える問題や課題は複雑化しており、抱えきれないところを支援したり、あるいはその前に予防したりしていくには、さまざまな個人や団体、企業が協働していくことが更に必要と感じます。それを、仕組みとしてチーム体制で具現化されていることはとても素晴らしいと感じました。

専務の福田様個人のネットワークとマネジメント力を最大限活用しているところにも学ぶところがありました。

この度は、お忙しい中、貴重なお時間をいただき大変ありがとうございました。この学びを今後の活動に生かし、一人でも多くの方が幸せに、心豊かに人生が送れるよう「いい会社」の研究を続けていきたいと思います。





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