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日本ウエストン株式会社様訪問感想文

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20代男性

今回は、初の岐阜県。岐阜の暑さを体感しながら、日本ウエストン様へ向かいました。着いた瞬間からのおもてなし。社員の方が、道まで出てきて、お出迎えをしていただきました。驚いたのが、全てのスタッフの方が、仕事を止めて、お出迎えをしてくれていることでした。とても印象に残りました。

順々に日本ウエストンの行なっていることについて、とてもわかりやすく説明をして頂きました。トイレも拝見させてもいました、とても綺麗でした。

 

おもしろいなと、思ったのが、作業エリアの分け方です。8エリアにわかれているのですが、名前が特徴的です。スマイルオアシス、ウエストポート、ウォーターダンスエリア、イーストポート、ジュエリーエリア、ホットデザートエリア、メイクアップエリア、リアクティブファウンテンノース、これを聞いて、ディズニーランド見たいと思いました。障碍を持った方でも、親しみやすいような工夫。

次に事業所を回らせていただきました。そこでは、日本ウエストンから運ばれてくるウエスを畳んだり、日本ウエストンでは、対応出来ないウエスを洗う場所になっておりました。そこで、働いている障碍を持った方たちは、とても真剣なまなざしで山になっているウエスを畳んでいました。ものすごく膨大な量で、これをこなしているのか。。。と思うと本当にすごいなと思いました。たたむスピードがとても速い。しかもとても正確に畳んでいました。

 

おもてなしの日本ウエストン

会社に到着し、見学をスタートするとなったら、まずうちわを頂きました。しかも名前入りです。そのうちわで、仰ぎながら会社見学をさせて頂く、緊張感はなく、とてもゆったりとした気持ちで見学することができました。

臼井社長とお話をする場所に案内され、驚いたのが、名前を使いポエムが書いてある色紙を頂きました。自分の名前でポエムを作ってもらったのは、生きていて初めてだったのでびっくりしました。そして、一緒に写真係りとして、回っていたスタッフから、号外新聞を渡されました。最初は、何だろうと思いましたが、見てみると私たちのことが書いてあり、会社に来てから、回っている数時間で作成し、渡してくれました。すごいおもてなしだなと感激しました。そして、名前入りのおしぼり、名前入りのスリッパ、名前入りのコースター、名前入りの栄養ドリンク、沢山のモノを頂きました。本当にありがとうございました。

 

臼井社長の言葉で、いいと思ったら、とにかくやってみる。やってみて合わなかったら、やめればいい。どんどんチャレンジして行くことが大切。というのがとても響きました。

また、全てが正しいことはない。自分の目で見て、頭で考え、判断することがとても大事という事を仰っておりました。私自身、いいな。と思ったり、することはあっても、なぜ良いのか、それが本当に正しいのか。というのを考えながら過ごしていなかったなと気づくことが出来ました。

今回の訪問では、おもてなしもさることながら、今後の人生にとても重要なことを学ばせて頂きました。この度は、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

今後とも何卒宜しくお願い申しげます。

 

 

30代男性

平成27年8月6日に日本ウエストン株式会社へ訪問しました。

私の車で、まずは日本ウエストン本社への訪問でしたが、到着までの移動中に場所が微妙に分からず、運転しながら心配になってきた頃に、不思議なことに、会社の看板よりも先に「それらしき人」が道に立っているのに気づき、目指す会社に到着したことを知りました。

当日時刻は気温35度を超える真夏日の真昼であり、そんな中、わざわざ道に出て到着を待っていて下さった従業員さんに感謝します。また、外に出ていらっしゃった従業員さんが、それらしい雰囲気を醸し出していた、というのも、その時点で他社と違う様子を感じる出来事でした。

 

到着後、就業時間中にもかかわらず、従業員の皆さまが出迎えてくださり、記念撮影をしました。そこから社内の紹介が始まりました。トイレは新品のように清潔に維持されており、気持ちの良いものです。トイレの掃除にもマニュアルが用意されており、誰でも綺麗に掃除が出来るように用意されています。トイレにも気を抜かない姿勢と、誰でも同じ仕事が出来るように徹底されている様子が見受けられます。

施設内の説明の中で普通に従業員の健康と疲労回復のために、酸素室、いわゆる酸素カプセルが設置されており、従業員が使用できるようになっていました。驚きました。値段は分かりませんが、かなりの投資でしょうし、従業員の健康を願ってここまで実行される、その一つの象徴であると思います。

組織化の工夫も素晴らしい取り組みがなされており、その一例として建物の壁に従業員の顔写真と当人の「信条・死ぬまでにやりたいこと・自分が言われてうれしい言葉・言われて悲しい言葉」が張ってありました。

同僚や上司と部下などコミュニケーションを取る上で、相手を理解するきっかけになるようにとの理由で作成されており、従業員同士の人間的な関わり合い多くすることで、働きやすい職場になり、仕事上の意思の疎通も円滑になる等、十分理解された方法であると思います。会社によっては従業員がプライバシーなどの理由から公表を拒否されるケースもあると考えられますが、やはり、このような取り組みは本来必要なのではないでしょうか。

 

従業員さんの車での誘導の元、社会福祉法人 清穂会ひきえ事業所へ到着、訪問しました。

こちらではウエストンさんで洗ったウエスや、薬品で洗うべき手袋などが運ばれて来て、大きな洗濯機で洗浄、乾燥され、利用者であり従業員である障害者の皆さんが、ウエスや手袋などを畳み、手袋の破れた箇所の確認や、数を合わせてまとめる、などの仕事をされていました。

施設長の永家さんが、障害者が一生懸命仕事をされる姿を「我々、健常者ではなかなか出来ない仕事です」と、仕事をされている姿を尊敬の意味を込めながら説明されました。大きな洗濯機の数が、これほど多くあるのは、同業でも近隣にはここにしかないことも教えてくださいました。この投資が他社との差別化と、きっと効率化にも寄与しているのでしょう。ここで働く人の人数に合わせて、もしくは機械が多い方が働く人も多く雇用出来るからなのかもしれません。

障害者の方は労働による賃金で約16万円と、国からの補助金で5万円ほど収入の合計約21万円が受け取れるため自立できる金銭的な目途が立つそうです。障がい者の親御さんの心配の一つに「自分の方が先にこの世から去ってしまった後に、自分の子はどうなるのだろう」との心配が有りますが、ここではその心配の一つが解消できるようになっているとも言えます。

更にこの事業所は元々、異なった仕事をしていた場所で、そこに社長が「福祉施設を作ろう!」との発案から始まったそうです。土地建物をどう使うかは、持ち主の自由ですが、そこで福祉に役立てようとする発想が素晴らしいと思います。これも当然と社長は仰るかもしれません。

ここでは、永谷さんが活き活きと会社の素晴らしさを語られた姿が非常に印象に残っています。働く喜び、人の役に立つ喜びを全身で表現されていました。ここでも「いい会社だなぁ」と思いました。

 

また移動し、社会福祉法人清穂会 石谷事業所へ訪問しました。ここまでの車での誘導してくださった従業員の方に感謝です。

事業所は新しく、建物も広く、中のウエスを扱う機械も新しく、丁寧に使われていることが分かります。この施設では仕事を切り分けることで、利用者である障害者の一人一人の性格と能力に合うように仕事を用意し、一人一人を適材適所で働けるよう工夫されていました。これはどのような仕事でも出来ることであり、非常に参考になります。

また、木材などをレーザー加工し、商品化する業務も取り組まれており、ウエスにとどまらず、新たな市場の開拓にもチャレンジされていました。小さく生み出した所であり、今後どうなるか分かりませんが、この様な試みも可能性として素晴らしいと思います。

 

この最後の訪問施設で臼井社長が待っていてくださり、質問などに答えて頂けました。

「いい会社」とは何か?の始めの疑問から、会社の生き方、事業継承、近年の若者の労働観、雇用についてなど、多くを語られました。内容は「いい会社」の法則に非常に近い考え方であり、やはり、思考の出発点である「何を大切にするか」「何を目的とするか」が同じであれば、同じ結論に至るのでしょう。

臼井社長は、とにかく自分で考え、現場を見、社会を見つめ、事実を確認して、自分で判断される方であると思いました。障害者雇用は当然の前提として、それをどうすれば継続でき、もしくは拡大できるかを考えておられました。「愛情・夢・幸せ」などの言葉を多用されませんが、言葉には人に対する優しいまなざしが有りました。
臼井社長の仰った印象的な言葉「正しい考え方で、正しく行動すれば、正しい結果がついてくる。」この言葉に背筋が伸びる思いです。

 

「いつか訪問したい」と願っていた日本ウエストン様に今回訪問する事が出来、とてもうれしく思います、多くを学び、また肌で感じる事が出来ました。ありがとう御座いました。

 

40代男性

働く場を生活に取り戻す地道な戦い

 

岐阜にあります日本ウエストン社への見学は、兼ねてからの希望であり、なかなか岐阜県内での仲間に誘われなければ実現しないだろうと半ば諦めていた見学先でありました。

工場で使うウエスといって、汚れを拭く布きれをレンタルし回収して洗濯、仕上げて再度貸し出すという会社であり、グループで5拠点を運営し、社会福祉法人もその活動にある優れたコングロマリット型企業群であると認識していました。

 

過去、何度かと訪問する機会には恵まれたものの、多くの見物客に混じり、不本意ながら、あまり時間をかけて見学し意見交換する場面には遭遇していませんでした。

日本ウエストン社へ当日13時30分の待ち合わせに間に合わせ、全社員が、私たち3人のために、工夫を凝らし、おもてなしを受けた次第でした。

 

暑い中、社員・スタッフさんらのスケジュールを空けていただき、その説明にはスマイルサポート課からの説明で幕を明けました。全社の取り組み、トイレ掃除の在り方、環境への負荷低減の取り組み、製造過程では、洗濯の実情、機械がある現場での説明、環境負荷を低減する微生物での汚濁水の清流(精製)化、その一連の流れをわかりやすく説明するには、自信がみなぎり、その場をお出迎えした皆さんの姿勢を感じ取れました。

 

次に、少し離れたところでは、精神疾患等で悩む皆さんの就労現場で、説明を受けました。その場を、会長(創業者)の時代から支えてきたベテランが説明する姿は、まるで親戚や家族を紹介するようなキラキラとした目をした職人であり、管理者である責任感を伝わってきました。

両事業所とも、会社・事業所においても、その挨拶の徹底ぶりには感心させられて、以前、障がい者就労で全国的にも有名な日本理化学工業の大山会長の話への記憶が蘇りました。

厳しさと親しみやすさ、そして社会性。

それらは生きていく上で大切な躾であるにも関わらず、おざなり、気ままに生きさせることは、決して本人らの未来を明るいものにはしません。その厳しさは、温かみを感じ、安心感の上で、成立することも実践されている様子でした。

もくもくと作業を続ける姿には、感動を覚える瞬間、瞬間を切り取ったような感覚があります。その感動をもって、臼井理事長が待つ、車で30~40分離れた社会福祉法人へ移動し、その場の説明を受けた上で、じっくりと、私たち3名で、その現場と創り上げてきた創業家、経営者の姿勢について、先達の苦労と共に、独自の考え方に触れさせていただきました。ここまで、率直に、意見交換させていただいたことに感謝を述べると共に、いま一度、整理したいと思います。

 

会社という箱の中で、その一部を社会貢献という形で働く場を与える社会の動きに、反発心さえあるように理事長は述べられていました。それは、多くの障がい者を抱える企業経営者にも共通する違和感を抱えることも伺いました。

また、その実行においても、学ぶべき人のあるべき姿は何か-それらをきちんとエールを与えてもらいながら、しっかりと学び直せたことも、私にとっては、久しぶりの刺激をもらうことになり、両隣で受けた者たちも、それらは貴重な体験であったと感動したことでしょう。

 

むしろ、その中での企業と福祉と働く人の気構え、有り様、その姿勢と定着、水準と訓練、そして「当たり前のことを当たり前にする教育」という点に関しては、その一言一言は、しっかりと胸に刻むことになりました。

医療や福祉、そして教育といったテーマになった途端、その話題が複雑かつ難解な状況に、自ら発言を止める大人や評論家が多い中、理事長の発言には、実践者としての知見をまざまざと織り込まれ、時には社会や政治の在り方、行政の理解度合い、経営やマネジメントへの考察は、賢者の選択を、その背景からもしっかりと理解できるように述べられている姿に、地方において、会社経営そのものを難儀に感じている方々は、見習い、真摯に学ぶべきでしょう。

 

私が使う言葉に、やるべきことをやる、してはならないことはやらないという原理原則を、「当たり前」と豪気に笑って話せる経営者がどのくらい世の中にいるのか。

経営を“金儲けの手段”として語る似非には似ても似つかわしくない、その人柄に、尊敬を抱くこと共に、シンパシーを多くの人に触れてもらいたいと改めて再訪することを決めて、その場を後にしました。

いずれにしても、医療と福祉を社会の中心にしなければならない、日本の未来において、会社経営に、その視点を入れることができる経営者は、今後、輩出し続けなければならないと覚悟を決めて、感想を書きました。

訪問に携わって頂きました皆様、この場を借りて御礼を申し上げ、引き続き、皆様と同じ日本の各所で、がんばって参ります。見学を受け入れてくださり、ありがとうございました。

 

 





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