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株式会社ユーシン精機様訪問感想文

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40代・男性

まず始めに、経営企画室責任者の村田様から、会社概要の説明を受けました。売上の 74%を占める取り出しロボット、10%を占める特注機、16%の部品・保守サービスがあり、主力である取り出しロボットの業界での優位性をお伺いしました。

 

その製品が作られた原点には、労働安全性を上げ、効率性をあげ、もっとクリエイティブなことに時間を割いて欲しいという思いがあることをお伺いしました。また 2015 年 3 月期の売上の67%は海外であり、今後も海外売上が伸びていく状況をお伺いしました。業績の推移も伺い、他社が真似できない製品のよさが、経常利益率の高さに結びついていることが分かりました。

 

次に社内見学をさせていただきました。事務所では社長様は、社長室を使わず、真ん中の席で執務を されていて、いろいろな情報に常に耳を傾けておられることが印象的でした。工場の中は、整理整頓が 行き届いていて、不要なものは一切置いていませんでした。また、工場内は天井も高く、広いスペースに も関わらず、空調がきちんと調整されていて、そこで働いている方への環境配慮が行き届いていまし た。

 

工場見学の後、小谷社長みずから講話いただきました。 お話の中で、事業を辞める決断のときの判断基準に社員の心理状態や、今辞めないと社員が苦しくなる といった、社員重視の考え方をお伺いできました。また、2010年に注文が減り、仕事がない状況のときに、社長が社員にどのような声かけをしたのかという質問に対して「皆で稼いだお金だからなくなってもいいじゃない」といって、給与の減額は多少したものの、リストラを一切行わなかったことも、技術の流出がなく、いまの好業績につながっていることが分かりました。海外売上が大きいと、円相場で相当利益に変動があるはずなのに、悪いときでも 7.1%の経常利益率を確保していることが、とても素晴らしい経営をされていると実感しました。日本を代表する大企業でも、収益が悪くなれば、リストラ を行い、業績を回復させるということを繰り返す企業が多い中、非常に安定した素晴らしい経営をされています。また、社長の中学時代の修学旅行のエピソードをお伺いし、お金がないことが、あきらめる理由にならないことを改めて確認できました。 社員に対する思い、お客様に対する思い、製品に対する思い、全てが素晴らしかったです。

 

50代・男性

この度は、お忙しい中、見学会実施にご協力を賜り誠に感謝申し上げます。

到着予定時間より相当早くお伺いさせて頂いたにもかかわらず、守衛の方や受付の社員の皆様に温かい笑顔で迎えていただき、本当におもてなしの心を感じ取ることができました。

以下に今回の見学会につきましての感想を述べさせていただきます。

 

【感想】

見学会全体を通じて感じたことは、全てにおいて地に足のついた完成度の高い企業であるということです。

この最大の要因としては、小谷社長の経営者としてのリーダーシップであり、その元で真面目に仕事に取り組んでいる社員全員のチームワークだと思います。小谷社長が経営者として「当たり前」として行っていることが、多くの経営者が徹底できない部分であり、その筋の通った方針に沿って社員全員が自分の役割を全うしていくからこそ、真の「いい会社」になれたのだと感じました。

なぜ、このように揺るぎ無い企業体質になることができたのかは、会社説明や社長講和を通じて、その秘密を少しずつ理解することが出来ました。

 

・小谷社長は普段は作業着姿で社長室は使わずに、社員の皆さんのフロアの真ん中で仕事をされている。→いつも社員に寄り添って、ともに歩んでいる姿から社員皆さんからの信頼が厚いのだと感じました。

 

〔会社説明・見学について〕

・食堂が社内で最も良い場所にある。テーブル、椅子も上質のものを使っている。

  →自然に社員第一主義を実践されておられる。

 

・創業者の小谷進氏の精神を受け継ぎ、今も皆さんの心の中に生き続けている。

「品質は物言わぬ営業」「品質は社運を決める」これらのメッセージが今も会社内の各所に掲示されている。→創業の精神を片時も忘れない姿勢を強く感じました。

 

・間口がせまい社屋から創業し、そのマイナス面を活かしてコンパクトなロボット開発に結びつけた。→環境のせいにせず、与えられた状況の中で最大の成果を生み出す創意工夫と努力と根性の大切さを学びました。

 

〔小谷社長講和について〕

穏やかな語り口で、「当たり前のことをやってきただけ」という内容をお聞きしましたが、どの内容も誰でも簡単に実践できるものではなく、経営者としての相当な覚悟と心構えが必要だと感じました。それを、常にスピード感を持って実践されておられることが信じられない思いでした。以下に具体的な内容を書かせていただきます。

 

・悲観的に考えて、思い切って決断する。決断するときは、一人で決める。

・どんな社員でも可能性を見出し、褒めて育てる。

・飲んだり食べたりして商売しない。(交際費は極めて少ない。)

・無駄なお金は使わない。(年賀状、お中元、お歳暮なし)

・お金のことはごまかさない。(月次で業績を発表している)

・リストラはしない。

・クレーム対応は、お金がかかってもスピード優先。

・価格は高めに設定する。

・銀行など周囲のおだてに乗らない

以上、どれもシンプルな内容ですが、実行できる経営者は少ないと思います。

 

最後に質問させて頂いた内容で、「これから起業する経営者の心構えとして大切なことは?」という問いに対しての2つのお答えが私にとって忘れることができないお言葉になりました。

「情報は加工しないで、ありのままに早く伝えること」「コストは絶対に下げないこと」

 

また、小谷社長の中学時代のエピソードとして、修学旅行の時に経済的に行けそうにない数名の同級生の為に、地元の農家に交渉して出荷作業を請け負う段取りをつけ、学校を早めに切り上げ、作業して得た収入で全員が修学旅行に行けるようになったというお話をお聞きして、胸が熱くなりました。

「これが、私の生涯最大の事業だったかもしれない」という言葉が、小谷社長の人柄を物語っていると思いました。

 

最後になりましたが、今回の見学会実施にあたり、小谷社長、経営企画室の村田様、社員の皆様には大変お世話になり本当にありがとうございました。

御社の、今後益々のご発展を心よりお祈りしております。

50代・女性

お忙しい中、「いい会社」の法則実行員会会社見学会に、小谷眞由美社長自らご対応下さいましたことに本当に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

株式会社ユーシン精機の由来は「有信」、信用のある会社でありたいという創業者の思いを表したものだそうです。会社見学会を終えて全体を通して会社の由来通りの信用あるいい会社だと思いました。

 

小谷眞由美社長はアメリカ経済誌「フォーブス・アジア版」の「アジアのパワフルな女性社長50人」の日本人では2人のうちの一人に選ばれた方で、直接お話が伺うことができましてとても光栄です。

 

アジアのパワフルな女性社長の一人に選ばれた方でもあり、当初から営業もされていたとお聞きしましたので、さぞや豪快な方ではと思っていましたが、実際にお話しをお聞きして感じたことは、母親のような安心感を持ちました。社員一人一人に愛情をそそぎ、しゃべり方や物腰がやわらかく、親しみやすく、それでいて芯が一本通っていて頼りになる小谷社長は社員の母親的存在として多くに社員に慕われているように感じました。

 

故小谷進創業者は父親的存在で、何かあると「小谷社長が、小谷社長が」と創業者の小谷進氏の名前があがるそうで、今も社員の心の支えになっているようです。

創業者の精神を忘れず、創業者の信念を受け継ぎ、常に世界をリードする技術と革新的な経営の基礎を築いていると思います。

 

また、大胆さと守りのバランスが絶妙です。ここが勝機となった時の大胆な攻めと、常日頃からの無駄なコスト管理のバランスが「いい会社」を形づくっているように思います。

勝機とみれば果敢に海外に攻めこみ、今期3月度で売り上げの74%を占める勢いです。「守り」としては無駄なお金は使わない徹底ぶり。お中元・お歳暮・年賀状はしない。飲み食いもしない。みんなが貯めたお金を一部の人が使うのは・・・といいます。

 

どんなにおだてられても銀行の言いなりになって手形を割るようなこともしない。

一部上場の会社で交際費が年間400万円には驚かされました。毎年黒字経営で100億円現金がある財務体質にも驚かされます。

しかし、無駄なお金は使わないが教育には何千万円をかける投資は惜しまないと、小谷眞由美社長の「信念」を見たように思います。

トラブルは早く解決すること。早ければ早いほどいい。お金をかけても早く解決することとおっしゃいました。遅くなればもっと難しくなる。実践で鍛えられた指導者としての重みあるお言葉を頂きました。

小谷眞由美社長は常に作業着を着ているといいます。社長の机はフロアの真ん中にあり、つい立もありません。みんなの顔も見え情報も入ってきます。迅速な判断が取りやすくなっていることも成功の要因であるように思います。

「判断力」「決断力」に富みながらも女性ならでは持ち味と、きめ細やかな経営は女性経営者たちのお手本としたい人だと思いました。

 

「経営理念」に『我々仲間は一致協力して社業の発展に尽くし・・・』とあります。まさに経営理念を体現されている事例ではないかと思います。あらためて『経営理念』『企業理念』の大切さを感じます。

 

株式会社ユーシン精機様は取出ロボットを作る会社で、創業当時は路地の奥の間口の狭いところから始めたため、ライバル会社よりもコンパクトな機械にならざるをえなく、今の製品に受け継がれています。コンパクトだから他社にない軽量で早い取出ロボットが開発されました。

「いい会社」の法則にあるように、「いい会社」は場所や環境に関係がない。場所や環境や人のせいにせず、今ある資源で最大限の努力で成果を上げていくことが成功の秘訣であることを実証した会社であると言えると思います。

 

たくさんの気づきと学びを頂きました。実行できるところから実行していきます。ありがとうございました。

40代・女性

男性主導のイメージがある業界の中で、女性社長としてフォーブスアジア版で「2015年アジアパワービジネスウーマン」として選ばれた小谷社長から直接お話しをうかがえるということで、大変楽しみにしておりました。特に印象に残ったことは下記の3点です。

 

①「ユーシン」=「信頼ある会社でありたい」という社訓の徹底

信頼ある会社を貫くために、

(1)安定した財務体質を貫く(設備は最小限。無借金経営)

(2)納期厳守など、お客様との信頼を決して裏切らない

という姿勢が徹底されているという感想を持ちました。

その精神が、社員の方の応対の誠実さにも表れていて、本当に素晴らしい社風をつくりだしていると思いました。

 

②慎重さと大胆さのバランスのとれた経営手法

製品・技術に誇りと自信があるからこそ、それに見合うだけの適正な値段で売り、利益率をしっかり確保する。しかしながら、「いいかっこはしない」方針で、交際費などは徹底的に抑える。小谷社長は少しでも利益が下がると、他の人より強く「これではだめだ!」と心配してしまうタイプだそうで、その徹底的に利益を守ろうとする姿勢は、女性経営者ならではの繊細さと堅実さを感じました。ただ、小谷社長のすごいところは、ご自身を客観視し、自己分析がしっかりできていらっしゃるところで、先代社長が亡くなった時にも、ご自身に足りない部分を埋めてくれる役員を、まず社外から呼んできたそうです。不況時に不動産に投資したり、教育のためには高額な費用をかけるなど、決して“守り”だけに走らないバランスのよい経営をされている背景には、そのような人事の策がもたらしているのかもしれないと感じました。

 

③人を大事にする経営

(1)リストラはしない(2)女性管理職、育児休暇制度の充実(3)インテリジェンスデ―という社内部活動的イベントの実施など、社員を家族のように大事にしている社風があると感じました。小谷社長が「社員の顔色をみて、疲れているのか、どんな気持ちなのかがだいだいわかる」とおっしゃっていたのが大変印象に残りました。このように、社員一人一人をいつも気にかけている社長だからこそ、社員は安心して仕事をすることができ、成果も上がるのだな。と思いました。また人材育成については、大阪大学との共同研究によるプロダクトデザインプロジェクトの実施など、社内での教育だけにとどまらず、外部とも積極的に協力関係を結び、より高いレベルを目指して取り組まれているのが印象に残りました。

 

お話をうかがうだけでなく、事業所内も見学をさせていただきましたが、どこも整理整頓が行き届き、すれ違う社員の方も、皆さま気持ちよく挨拶してくださり、本当に社風が素晴らしいと思いました。小谷社長、村田様にはもちろん、ご案内いただきました社員のみな様にも心から感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。

30代・男性

今回「いい会社」の法則実行委員会の会社見学会にて京都の株式会社ユーシン精機様に訪問させていただきました。最寄駅に到着しタクシーで約15分で本社に到着しました。守衛の方から丁寧に対応いただき、しばらくすると今回の会社見学会のご担当をしていただける方が出迎えていただきました。

正面玄関には、受付の女性達の笑顔が素敵でこちらの緊張がすごく解れました。

 

同社については、事前にホームページで会社概要やこれまでの沿革をみて、すごく業績が良く自社の独自の技術力があり、扱っている商品が素晴しいという印象を受けました。加えて平均の勤続年数も10年以上で社員の定着と高収益事業をどのように維持しているか大変興味を抱き期待していました。

 

担当者の方に会社の概要をご説明いただき、その後、会社見学をさせていただきました。印象としては、会社の中の物全てが整理整頓されており廊下や工場内全てに清掃が行き届いていました。普段、こういった工場内に入ることがないのですごく勉強になりました。その他に印象に残ったことは廊下や工場内ですれ違う社員の方から挨拶をして下さり、挨拶が徹底されているのだと思いました。工場見学が終わりその後、小谷社長様から会社のこれまでの歩んでこられた歴史や現在の事業方針についてお話をいただきました。

 

ホームページで会社の概要や財務体質をみていると業績やどのような経営方針戦略で会社を運営されているのか気になっていましたが、小谷社長様の話をお伺いしているとそんな表面的な結果や現象についてではなくもっと根本的にそこで働く社員の方の生活や仕事を行う中での環境や精神的な負担など気遣った会社運営をされており、それを実践しているからこそ社員の方もこの会社で頑張ろうと思うのではないかと強く感じました。

 

経営学にあるような小難しい経営理念の浸透化や経営戦略を明確にするかなどではなく、まずは、会社員として人として当たり前のことを実践する事が重要です。お話の中で小谷社長様のお言葉で「まじめな社員」「当たり前のことを当たり前にする」と再三おっしゃっていました。この基本の徹底こそが同社の強みで経営者の精神、想いこそが重要で社員の方はリーダーの姿勢に感化され行動していくのだとも理解しました。次世代の後継者の育成もしっかりされており、経営者の正しい考えがあり、優れた商品を保有して財務基盤が強い会社は、多少の問題が起きても揺らぐ事がなく、ユーシン精機様のような会社こそが社員を大切にする「いい会社」であり、同時に「強い会社」だと勉強させていただきました。ありがとうございました。以下、同社の強みを項目に分けて整理してみました。

 

 

【経営戦略】

・対象商品、対象ターゲットの絞り込みが優れている(ニッチ市場)

・海外進出、医療、自動車業界と成長産業、市場拡大している

【社風】

・創業者の想い、仕事にかける精神が社内に浸透している

・創業以来、リストラしない社員が安心して働ける会社である

・あたり前のことをあたり前に実行する(時間守る、無駄遣いしない等)

【人材力】

・見学の際に明るくおもてなしが徹底されている

・工場見学の時、廊下ですれ違う際に挨拶が徹底している

・指示されるのではなく、社員の方が率先して動かれている印象

・社長の採用基準でもある「まじめな方」が多い

・経営幹部候補を数千万かけて育成している

【営業構造】

・24時間の営業対応体制、すぐに対応する

・優れた技術力に加えて24時間体制でお客様に対応するので

営業がお客様に向いて仕事をしている

【商品力】

・プラスチック取り出しロボットに特化した圧倒的な技術力(1点集中)

・目先の利益でなく研究開発費に4億以上投下、技術開発専門ビルを保有している

【収益力】

・工場において整理整頓が徹底されている

・接待交際費がほぼ使っていない

・お中元、お歳暮、年賀状などはせずムダを排除している

・変動費、固定費が低く生産性が高い構造になっている

【社長姿勢】

・社長が社員に対して誠実(お金など)オープン経営している

・社長が現在も営業に出てお客様の要望や変化を把握している

・社内においても社員の感情の変化レベルまで把握している

(記録、会社でも社員の変化がわかるように社長室にはいない)

・社員はまず褒める自信をつかせる

・どんなことがおきても現実を受け入れて判断する

・社長は決断して、現場が動くそれを指示管理するのが社長の仕事





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